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頭痛の種類チェックリスト|片頭痛・緊張型・群発頭痛の見分け方

くり返す頭痛、「自分はどのタイプ?」と気になったことはありませんか

頭痛と一口に言っても、痛み方や起こり方は人それぞれです。「ズキズキと脈打つように痛む」「頭全体が締め付けられるように重い」「目の奥がえぐられるように激しく痛む」——同じ「頭痛」でも、実はいくつかのタイプに分けられると言われています。

この記事では、代表的な頭痛のタイプである片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛の特徴を比較しながら、見分け方のポイントをやさしく解説します。あわせて、自分の頭痛パターンを記録して振り返るヒントもご紹介します。なお、この記事は頭痛のタイプについて理解を深めるための一般的な情報提供を目的としたものであり、症状の診断を目的としたものではありません。

頭痛は大きく分けて3つのタイプがあると言われています

日本頭痛学会によると、頭痛は大きく2つに分けられます。ひとつは、脳腫瘍やくも膜下出血、髄膜炎など、脳や頭部の病気の症状として起こる「二次性頭痛」。もうひとつは、他に病気が隠れているわけではなく、頭痛そのものをくり返す(あるいは持続する)ことが問題となる「一次性頭痛(慢性頭痛症)」です。

一次性頭痛の代表格が、この記事で取り上げる「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」の3タイプです。それぞれ痛みの性質や持続時間、随伴症状などに違いがあるとされています。まずは特徴を比較表で見てみましょう。

片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛の特徴比較表

項目片頭痛緊張型頭痛群発頭痛
痛みの性質ズキズキと脈打つ拍動性の痛みが多い(脈打たないタイプもある)締め付けられる・圧迫されるような非拍動性の痛み重度〜きわめて重度の、えぐられるような激しい痛み
痛みの部位片側に起こることが多いが、約4割は両側性のこともある頭全体や後頭部にかけて、多くは両側性目の周り〜前頭部、側頭部にかけて片側に集中
持続時間4〜72時間程度(未治療の場合)30分〜7日間と幅がある15〜180分程度
頻度月に数回〜週に数回など、人によって差がある反復性(月15日未満)〜慢性(月15日以上が3か月超)まで幅がある2日に1回〜1日8回程度、一定期間に集中して起こる(群発期)
主な随伴症状吐き気・嘔吐、光・音・においへの過敏首や肩のこりを伴うことが多いとされる目の充血・涙、鼻水・鼻づまり、まぶたの下がりなどの自律神経症状
体を動かしたときの変化階段の昇降など、体を動かすと痛みが強くなりやすい体を動かしても片頭痛ほど悪化しないことが多いじっとしていられず、動き回りたくなることが多いとされる
その他の特徴頭痛の前に「前兆」(キラキラした光が見えるなど)を伴うことがある痛みの強さは軽度〜中等度であることが多い夜間・睡眠中に起こりやすく、20〜30代に多いとされる

それぞれのタイプをもう少し詳しく見てみましょう

「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」の3タイプの特徴
「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」の3タイプの特徴

片頭痛:ズキズキと脈打つ痛みと、光や音への過敏

片頭痛は、片側(時に両側)にズキズキと脈打つような痛みが起こり、吐き気や嘔吐を伴うことも多いとされる頭痛です。痛みが強いときは、光や音、においに敏感になり、じっとしていたいと感じる方も少なくありません。日本頭痛学会によると、日本では成人の約8.4%が片頭痛にかかっているとされ、決して珍しいタイプではありません。

頭痛が始まる前に、キラキラ・ギザギザとした光が視界の一部に見える「前兆(閃輝暗点など)」を経験する方もいます。前兆については、より詳しく知りたい方向けに別記事でも解説していますので、あわせてご覧ください。

緊張型頭痛:頭全体が締め付けられるように重い

緊張型頭痛は、頭全体や後頭部が締め付けられる・圧迫されるように重く感じるタイプの頭痛です。片頭痛のようなズキズキとした拍動感は少なく、体を動かしても片頭痛ほど悪化しないことが多いとされています。長時間同じ姿勢を取り続けることによる首・肩まわりの筋肉の緊張や、精神的なストレスが関係していると考えられています。一次性頭痛のなかでも特に多くの人が経験するタイプのひとつだと言われています。

群発頭痛:目の奥がえぐられるような激しい痛み

群発頭痛は、目の周りから前頭部・側頭部にかけて、片側に集中する非常に激しい痛みが特徴です。痛みの持続時間は15〜180分程度と比較的短いものの、一定期間(群発期)は毎日のように、時には1日に何度も発作をくり返すとされています。夜間や睡眠中に起こりやすく、目の充血や涙、鼻水・鼻づまりといった自律神経の症状を伴うことも特徴のひとつです。3タイプのなかでは頻度が低いとされますが、痛みの強さから日常生活への影響が大きいタイプだと言われています。

セルフチェック:こんな特徴に心当たりはありませんか

セルフチェック:こんな特徴に心当たりはありませんか
セルフチェック:こんな特徴に心当たりはありませんか

ここまでの内容をもとに、当てはまる項目が多いタイプをチェックしてみましょう。あくまで傾向をつかむための目安であり、診断ではない点にご注意ください。

片頭痛の傾向チェック

  • 頭の片側(または両側)がズキズキと脈打つように痛む
  • 吐き気を感じたり、光や音がいつもよりつらく感じたりする
  • 階段の上り下りなど、体を動かすと痛みが強くなる気がする
  • 頭痛の前に、視界にキラキラした光が見えることがある

緊張型頭痛の傾向チェック

  • 頭全体または後頭部が、締め付けられるように重い
  • ズキズキとした拍動感はなく、動いても大きく悪化しない
  • 首や肩のこりを伴うことが多い
  • デスクワークが続いた日や、ストレスが多い時期に感じやすい

群発頭痛の傾向チェック

  • 片方の目の奥やこめかみに、じっとしていられないほどの激しい痛みがある
  • 痛みのある側の目が充血したり、涙や鼻水が出たりする
  • 夜間や決まった時間帯に痛みが起こりやすい
  • 一定期間、毎日のように同じような発作をくり返している

見分け方で気をつけたいポイント

チェックリストで傾向がつかめても、いくつか注意したい点があります。まず、片頭痛と緊張型頭痛を両方経験する方や、症状が典型的なパターンに当てはまらない方もいるため、リストだけで自己判断しきれないケースは珍しくありません。また、頭痛のタイプによって市販薬の選び方やセルフケアの方向性も異なるため、正確に把握したい場合は自己判断で済ませず、医療機関で相談することをおすすめします。

こんな頭痛は、すぐに医療機関へ相談してください

頭痛の多くは一次性頭痛ですが、なかには脳の病気が隠れている「二次性頭痛」のケースもあります。医師監修の医療情報サイトでは、次のような症状がある場合はすぐに医療機関を受診するよう案内されています。

  • バットで殴られたような、これまでに経験したことのない突然の激しい頭痛
  • 手足のしびれ、麻痺、ろれつが回らないなどを伴う頭痛
  • 頭にケガをしてから始まった頭痛
  • 38度を超える発熱を伴う頭痛

これらに当てはまる場合は自己判断で様子を見ず、早めに医療機関(頭痛外来・脳神経内科・脳神経外科など)を受診してください。また、上記に当てはまらなくても、頭痛が続く・頻度が増えている・症状が重くなっているといった場合は、一度専門医に相談することをおすすめします。

自分の頭痛パターンを記録すると、タイプの傾向がつかみやすくなる

自分の頭痛パターンを記録する
自分の頭痛パターンを記録する

片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛は、痛みの部位や持続時間、起こりやすい時間帯などに違いがあります。そのため、頭痛が起きるたびに「いつ・どこが・どのくらいの時間」痛んだかを記録しておくと、あとから見返したときに自分なりの頭痛パターンを把握しやすくなります。特に、通院時に医師へ症状を説明する場面では、記録があると状況を伝えやすくなります。

頭痛ケアアプリ「ズキケア」は、ワンタップの記録ボタンで頭痛の開始・終了を記録でき、あわせて睡眠や生活リズムも記録できるアプリです。記録を始めたその日から、体調の傾向を「ズキスコア」という数値の目安で確認でき、「最近頭痛が多い時期かどうか」を振り返るきっかけになります。頭痛が起きている最中でも操作しやすいシンプルな設計になっているため、つらいときでも記録を続けやすい点も特徴です。また、記録の際にはメモを残すこともでき、「頭の締め付けるような痛み」「目の奥がズキズキする」など痛みの部位や感じ方を書き添えておくと、あとから振り返ったときに自分の頭痛が3つのタイプのどれに近いかを判断する手がかりになります。メモを含めた記録データはクラウドには送信されず、スマホ内でのみ保存される仕組みになっているため、プライベートな内容でも安心して書き残せます。ズキスコアはあくまで体調の傾向を可視化する目安であり、頭痛のタイプを診断する機能ではありません。

頭痛ケアアプリ「ズキケア」でできること
頭痛ケアアプリ「ズキケア」

無料プランでも、記録した頭痛や睡眠、服薬の情報はアプリ上のカレンダー形式で確認でき、頭痛ダイアリーとして日々の記録を振り返ることができます。さらに有料プランでは、頭痛ダイアリーや分析レポートをPDFとして書き出すことも可能で、記録したメモの内容もあわせて出力されるため、パッと見て詳しい傾向を把握しやすくなります。頭痛のタイプを自分で判断しきれないときこそ、記録をもとに医療機関へ相談することが、状況を正確に伝える近道になります。

まとめ

頭痛には、ズキズキと脈打つ「片頭痛」、締め付けられるように重い「緊張型頭痛」、目の奥がえぐられるように激しい「群発頭痛」など、いくつかのタイプがあると言われています。痛みの性質や部位、持続時間、随伴症状を比較すると、自分の頭痛の傾向をつかむヒントになります。ただし、これらはあくまで傾向であり、正確な判断には医療機関での相談が欠かせません。

あわせて、頭痛が起きたタイミングや特徴を記録しておくと、自分なりのパターンに気づきやすくなり、通院時の説明にも役立ちます。ズキケアなら、アカウント登録不要で今日からすぐに記録を始められます。自分の頭痛と向き合うきっかけとして、まずは記録から試してみてはいかがでしょうか。

ズキケアはアカウント登録不要、フリープランなら課金なしですぐに使い始められます。自分の頭痛パターンを把握したい方は、まずは記録から試してみてはいかがでしょうか。

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、症状の診断や治療を目的としたものではありません。頭痛の症状が重い場合や続く場合、上記の「危険なサイン」に当てはまる場合は、速やかに医療機関を受診してください。

参考

※本記事の医学的な内容は、上記の学会・医療機関による公開情報を参考にまとめたものです。個々の症状については、医療機関にご相談ください。

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